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TBSの生き物にサンキューが虐待批判で打ち切りに

TBSの生き物にサンキューが虐待批判で打ち切りに

引用:http://www.tbs.co.jp/ikimononithankyou/

TBSで放送されていた人気の動物番組「生き物にサンキュー」が
9月いっぱいで終了することになりました。

終了…というか打ち切りのようです。

その要因となったネットの反応に関して見ていきます。

動物虐待!

お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(43)が司会を務める動物バラエティー番組「トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!」(水曜午後7時、TBS系)が、9月いっぱいで終了することが本紙の取材で分かった。同番組は、かねてネット上などで「動物虐待」と批判されており、それが打ち切りの遠因になったと指摘されているが、果たして真相は――。

 この番組では愛犬、愛猫のペットを取り上げた企画が人気で、プライベートでも猫を飼っている徳井をはじめ、動物好きのタレントが数多く出演している。

 動物たちの“すごい能力”や“驚くべき技”を引き出して放送するのがコンセプトで、視聴者の支持を得ているが、一方で「やり過ぎ」との批判が多かったのも事実。ネット上ではたびたび「放送内容が動物虐待」と批判を浴びていた。

 たとえば、2月21日に放送された3時間スペシャルでは、京都に住む双子の2歳女児と3歳メス猫の様子を取り上げ、「ヤンチャ双子に耐えるネコ」と紹介。この猫は、双子の女児に自宅内で首輪をつけられ、散歩ごっこをする際にリードをやや強引に引っ張られたり、女児が生後10か月だったころにはしっぽをつかまれたりしていた模様が放送された。

 これに対しネット上では批判が殺到。特にツイッターのユーザーが鋭く反応し、「虐待」「親が子を止めるべき」などと厳しい書き込みが相次いだ。

 こうした批判に対しTBS関係者は「局内でも『虐待』かどうか議論になったが、ネット上の批判は当たらないのでは。女児が猫とじゃれているだけでも、親が止めるレベルなのか…」と首をかしげる。本紙も改めて放送を確認したが、さすがに「虐待」と言うほどひどい内容とは思えなかった。

 さらに7月11日の放送では、タレントのデヴィ夫人が野外で、一般男性が飼う「ヤンチャ犬」こと5歳オスのラブラドールレトリバーをリードをつけて散歩する様子が放送された。この時デヴィ夫人は、フラッと散歩しようとする犬の尻を「コラッ!」と右手で叩いた。

 徳井は「人の犬を!」と苦笑いしたが、この後にデヴィ夫人は見事に犬を手なずけた。散歩に同行したタレントの大沢あかねが「言うこと聞いてる」とうなるほどだった。

 それでもツイッターのユーザーからはデヴィ夫人に対し「不快!」などとバッシングが相次ぎ、プチ炎上した。

 同関係者は「デヴィ夫人は犬を気持ちよく散歩させていた」と擁護した。こちらの放送も本紙は確認したが、ネット上で批判されているほどの内容とは捉えられなかっただけに不可解だ。

 とはいえ同番組が、「ネット上で批判されている」とTBS局内で、やり玉に挙がっていたのも事実だという。

「視聴率は10%近く取っていて、最近のバラエティー番組としては決して悪い数字とは言えなかった。でも批判が出ている状況に、上層部は“潮時”と判断したのかもしれない」(同)

 結局、「動物虐待疑惑番組」というネット上の烙印を返上できないまま9月いっぱいで終了することが決定し、4年半の放送に幕を閉じる。

 コンプライアンスが厳しくなった現代では、テレビ局がネット上の批判を無視できないのが実情。これによってバラエティー番組の制作サイドが萎縮してしまい、自粛ムードが高まって番組内容がつまらなくなってきたとも言われている。番組の内容に対する評価は高かっただけに、打ち切りという判断に惜しむ声が広がりそうだ。

引用:http://news.livedoor.com/article/detail/15128860/

国民のこえ

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