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往診専門の動物病院が急増中

往診専門の動物病院が急増中

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181125-00010000-sippo-life.view-001

今や動物病院も往診の時代です。

ペットを飼っている方には嬉しいことですね。

通院が難しい犬や猫を自宅で治療

飼い主にゆっくり説明
 ペットのいる家庭に出向いて診療する「往診」を専門とする獣医師が、東京都内に増えている。入院や手術はできないが、通院による犬や猫のストレスを減らせる上、診療時間が長めで、コミュニケーションがとりやすいのが特徴だ。動物病院に犬や猫を連れて行きたくても難しい飼い主たちの受け皿となっており、さらに拡大しそうだ。

「ごはんは、どれくらい食べましたか?」

 10月のある日曜日、都内の往診専門動物病院「わんにゃん保健室」の江本宏平院長(31)が、都内の家庭を訪ねた。

 この日は、猫の「すもも」(16)の腎臓の状態が良くないため、内服薬と点滴の処置をした。動物看護師の須之内江里さん(30)がすももにタオルをかけてじっとさせる。点滴と内服薬の投与は数分で終わった。

 飼い主の女性(53)によると、8年ほど前にすももを動物病院に連れて行くと、「キャリーバッグの中でギャオギャオと鳴いて大変で、私も不安になった」という。それ以来、病院に連れて行くのは難しいと思っていたが、4月にすももが体調を崩し、病院を探すうちに往診専門の病院を見つけた。

「猫に負担をかけたくないし、1人で連れて行くのは大変。猫を連れ出せない飼い主は多いと思う」と女性は話す。

 かつて通った病院では、すももが鳴き続けたため、獣医師の話をじっくり聞ける状態ではなかったというが、この日は約1時間にわたって現在の状態や今後の方針をきくことができた。

往診を専門にする動物病院が急増 通院が難しい犬や猫を自宅で診療
「すもも」に内服薬を飲ませる江本院長
往診専門、10年で2.6倍に
 往診専門の動物病院は、医療設備としての「病院」施設は持たず、往診のみを行う。車で医療器具や薬などを携えて出向き、健康診断やワクチン接種などの予防医療、慢性疾患の治療などを飼い主の自宅で行う。入院や手術、レントゲンなどはできないが、必要と判断した場合は、設備がある他の動物病院を紹介する。

 通院と違い、獣医師があらかじめ決めた時間に往診するため、待ち時間がない。待合室で他の犬や猫と過ごすストレスも減らせる。また、病院の場合、診察時間は一般的に数分から十数分程度だというが、往診専門の場合はより時間をかけて、飼い主への説明もじっくりと行うケースが多い。そうした理由から「往診専門」が増えている。

 東京都に「飼育動物診療施設」として届けられた施設のうち、往診専門は昨年、183施設に上った。10年前(2007年)は83施設だった。このうち個人名や公の施設などを除き、動物病院とみられるものだけ抜き出すと85施設で、10年間で2.6倍になった計算になる。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181125-00010000-sippo-life

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